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「成功者の告白」を読んで。ベンチャーで働くプログラマーも参考になった

成功者の告白 (講談社+α文庫) の感想

概要

 経営コンサルタントの著者が、これまでの自身の経験や出会った企業をベースに経営者が陥るパターンを物語にしたもの。

 物語は主人公がベンチャー企業を創業するところから始まり、その成長過程を描いている。

感想

 最初は V字回復の経営 2年で会社を変えられますか 企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫) のように経営者や起業家を対象にした本かと思った(これはこれで面白い)が、ベンチャーで働く人間であれば、誰でも共感できる内容。

出版は結構前の本だけど、内容は色褪せない普遍的なところがある。

 自分は複数のベンチャー企業で成長していく過程を経験しているが、本書にあるパターンが「あるある」として受け入れられ、 そのパターンがなぜ起こるのかというメカニズムが説明されている点に、ものすごく共感と学びを得た。

気づきをえたところ

  • 「成長カーブ」を利用した説明のわかりやすさ
  • 事業(仕事)と家庭との相関
  • 組織が拡大していくと現れるポジティブグループとネガティブグループ
  • 鬼の経営、仏の経営とマネジメント

 企業が成長していく過程にいるとどうしてる起きる諸問題に対して、経営者だけでなく、社員に対してもどう向き合っていけば良いかという示唆を得られる。

どんな人にオススメ

 IT系は特にベンチャー企業が多く、本書のような成長カーブを描いていえる企業が多く感じる。そうゆう意味では職種、メンバー・リーダーに係わらずIT系で働く全般にオススメ。

成功者の告白 (講談社+α文庫)

成功者の告白 (講談社+α文庫)